こんにちは、とし(toshi_kaigo_go)です(^^)
最近やたらと「生産性の向上」という言葉を目にすることが増えてきました。介護分野において生産性を向上させるとはどのようなことを指すのでしょうか?
そこで、この記事では
・介護分野における生産性の向上ってどういう意味?
・生産性が向上するとどんないいことがあるの?
・生産性を向上させる方法は?
などの疑問を持っている方に向けて記事を書いていきます(^^)/
また、この記事は厚生労働省ホームページの「介護分野における生産性の向上について(https://www.mhlw.go.jp/stf/kaigo-seisansei.html)」を参考に記事を作成しています。
気になる方はぜひ訪問してみてください(^^)/
それではさっそく考えてみましょう!!
生産性の向上って何?
そもそも「生産性の向上」ってどういう意味を持つのでしょうか?
私は生産性の向上とは
「ムリ・ムラ・ムダをなくし、成果を最大化する」
ことだと思っています。
では、介護分野における生産性の向上とはどのようなものがあるか考えてみましょう。
介護分野における生産性の向上とは?
介護サービスにおける生産性の向上について、厚生労働省のホームページにある「介護サービス事業における(居宅サービス分)生産性向上に資するガイドライン」の概要(改訂版)の中では
・要介護者の増加やニーズがより多様化していく中で、業務を見直し、限られた資源(人材等)を用いて一人でも多くの利用者に質の高いケアを届ける。
・改善で生まれた時間を有効活用して、利用者に向き合う時間を増やしたり、自分たちで質をどう高めるかを考えていくこと。
厚生労働省HP内「介護分野における生産性向上について」「介護サービス事業における生産性向上に資するガイドライン」「居宅サービス ガイドライン(令和4年度改訂版)PDF概要(改訂版)2P
と書かれています。
介護分野における生産性の向上についてもう少しわかりやすいように表現すると、
「高齢者が増え、一人ひとりのニーズも違うので、仕事を見直し、限られた人やお金を無駄なく使って、一人でも多くの人に質のいいケアを届けましょう。また、時間に余裕ができたら、利用者とじっくり話したり、ケアの質を上げたりする時間を増やそう。」
と言えるのではないでしょうか。
生産性を向上させるとどんないいことがあるの?
では、生産性を向上させるとどんな良いことがあるのかを考えてみます。
私は生産性を向上させることでのメリットは大きく2つあると考えています。
時間が生まれる
生産性を向上させることでこれまでにかかっていた無駄な時間がなくなり、時間に余裕が生まれることがメリットの1つだと思います。
時間に余裕が生まれると、これまで残業までして行っていた仕事が業務時間内で終わるようになり、定時で帰ることができる可能性が高くなります。
また、業務を効率化することで事務作業などの時間が減り、利用者とかかわる時間が増えればより良いケアを提供できると思います。
心に余裕が生まれる
2つ目のメリットは心に余裕が生まれることがあります。
時間に追われて仕事をしていると忙しさのあまりイライラしてしまったり、思わぬミスが生じてしまいます。
ですが、業務を効率化し時間にも余裕がでると心にも余裕が生まれると思います。
ゆとりをもって仕事ができると丁寧な対応ができ、丁寧な対応ができると利用者も安心して過ごすことができます。
生産性を向上させる方法はどんなものがあるの?
生産性を高める具体的な方法には、以下のような取り組みが挙げられます。
- 記録や報告などの業務をICT化することで、事務作業の効率化を図る。
- 利用者のニーズを把握し、適切な支援内容を作成することで、一人ひとりの利用者に最適なケアを提供する。
- 介護職員のスキルアップやチームワークの強化を図ることで、質の高いケアを提供する。
これらの取り組みにより、限られた資源の中で、より多くの利用者に質の高いケアを提供することができます。
また、業務改善によって生まれた時間を、利用者に向き合う時間や質向上のための時間に使うことで、利用者の満足度を向上させ、介護職員の働きがいを高めることにもつながります。
このように、介護現場における生産性向上は、利用者、介護職員双方に大きなメリットをもたらすものであると考えられます。
まとめ
今回は厚生労働省のガイドラインを参考に介護分野における生産性の向上について考えてみました。
生産性を向上とは、「ムリ・ムラ・ムダをなくし、成果を最大化する」と考え、生産性を向上させることで、時間と心の余裕が生まれます。そうすることで利用者と介護職員の双方に良いことがたくさん生じます。
自分の今働いている会社において、生産性を向上させるためにどんなことができるのか考えながら仕事をするのもいいかもしれないですね。
次回はもう少し生産性を向上させるための方法や取り組み方について考えてみたいと思います。
それではまたお会いしましょう(^.^)
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