我々の見ていない日本がそこにはある~津谷一著「結界(上・下)」を読んで~

とし日記

こんにちは、とし(toshi_kaigo_go)です(^^)

今日はkindle unlimitedで読み放題になっていた津谷一さんの書かれた「結界」を読んだ感想を書いていきたいと思います(^.^)

本としては上巻と下巻に分かれておりそれぞれ300ページほどで描かれている物語でした。

物語の概要としては、日本が持っているとある秘密兵器を巡り新聞記者や政治関係者、警察、宗教団体、世界の国々などが奪い合うような感じですね(笑)

あんまり詳しく書いてしまうとネタバレになってしまうので…テキトーですみません(;^_^A

面白いと思ったのは

  • 登場人物が現実にいるような人を想像させてくれる(めっちゃこれこの人やん!!と思うところもあり)
  • 今の日本の状態を表しているようで身近に感じる分少し不安になる(笑)
  • 物語の進行スピードが速く内容も複雑でないため話の内容がスムーズに頭に入ってくる
  • 戦闘場面の描写が豊かで読みながらドキドキするような緊張感を味わえる
  • スパイとか陰謀論とかが好きな人はめっちゃ好きな内容

やっぱり国家間のスパイとかそれ系ってわりとすーぐ人が死んじゃうんですよね😢

日本を守るために頑張る政治家もいれば、その足を引っ張る政治家や宗教団体との癒着関係などまさに今の日本を表すような内容で作者は未来を予知する能力があるのかと思うぐらい的確に書かれていて驚いてしまいました。

この本がきっかけで政治に興味を持つ人もいるかもしれないなとも思いました。現に私も今の日本の軍事関係に関することに興味が出てきました。

昨今世界で戦争が起きており他人事のようにテレビを見ている人が多いと思いますが、明日は我が身でいつ日本も攻撃されるかわからない状況にあるかもしれないという危機感も持たなければならないのかもしれないとも思わせてくれるような内容だったとも思います。

終わり方としては少し寂しい気持ちになるようなところもありましたが、ぜひともドラマ化、映画化してみてほしい作品だなと思いました!!

興味のある方はぜひとも読んでみてください!!

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